反落、トランプ前大統領の返り咲きでドル高に=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=71.69(-0.30 -0.42%)
ニューヨーク原油の当限は反落。米大統領選でトランプ前大統領が返り咲きを果たす見通しとなったことから急激なドル高に振れ、相場を圧迫した。ただ、トランプ次期大統領はイスラエルへの軍事支援を継続する公算で、中東情勢の不透明感が強まったことは下値を支えた。大型ハリケーン「ラファエル」が米石油関連施設が集中する米テキサス州や米ルイジアナ州に向かっていることも支援要因。
時間外取引で12月限は69.74ドルまで下落したが、通常取引開始後は軟調な流れが一転し、買い戻しが優勢となった。プラス転換すると一時72.63ドルまで強含み。ただ、プラス圏での推移は続かず、マイナス圏へ押し戻されて引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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