広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ダウ平均は小幅続落 アルファベットは決算受け上昇=米国株概況

株式 

NY株式30日(NY時間16:20)(日本時間05:20)
ダウ平均   42141.54(-91.51 -0.22%)
S&P500    5813.67(-19.25 -0.33%)
ナスダック   18607.93(-104.82 -0.56%)
CME日経平均先物 39395(大証終比:-95 -0.24%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅続落。この日のADP雇用統計が予想以上に強い内容で、米国債利回りも上昇の反応を見せたことから、序盤は軟調に始まった。ただ、次第に買いが優勢となりダウ平均はプラスに転じたものの、来週の米大統領選やFOMCを控えて高値警戒感もあり、終盤に下げに転じた。ただ、下押すまでの動きはなく、あくまで調整の範囲。

 この日は第3四半期のGDP速報値も発表になっていたが、個人消費は予想以上に強かったものの、純輸出が減少し、在庫も減少したことが相殺した。純輸出については、港湾労働者のストライキが長引くとの懸念から、小売業者が消費財の輸入を増加させたことが響いた。

 決算を受けてアルファベット<GOOG>が上昇。クラウド部門が今回も好調で、既存の検索も広告収入が好調だった。一方、AMD<AMD>が決算を受けて大幅安となったほか、スーパー・マイクロ<SMCI>が急落していた。同社は会計操作の疑惑が取り沙汰されているが、監査法人が同社の監査から撤退と伝わり、動揺が走ったようだ。

 キャタピラー<CAT>も取引開始前に決算を発表。世界的な建設需要の後退で冴えない内容となっていた。株価は下落している。これまで発表になっている決算はまちまちといった状態だが、市場にネガティブな雰囲気は出ていない。

 スナップチャットを運営するスナップ<SNAP>が決算を受け上昇。引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。今回の決算は広告事業の見直しがマーケッターに浸透しつつあることを示唆した。同社は動画コンテンツへの注力を強化したことで、スナップチャット・アプリのユーザー数の伸びについても予想を上回った。

 医薬品のイーライリリー<LLY>が決算を受け大幅安。減量薬のマンジャロやゼップバウンドの売上が予想を下回った。通期のガイダンスも公表し、1株利益および売上高の見通しを下方修正。ゼップバウンドとマンジャロの在庫が卸売業者に多く、それが売上の足を引っ張ったとしている。

 医療保険やメディカルケアなどヘルスケア大手のヒューマナ<HUM>が決算を受け上昇。1株利益、経常収益とも予想を上回った。通期のガイダンスでも1株利益の見通しを上方修正したほか、個人向けメディケア・アドバンテージの会員数も約26.5万人に上方修正した。

 ソーシャルメディアのレディット<RDDT>が決算を受け急伸。第3四半期の業績と第4四半期の見通しが予想を大幅に上回り、中核の広告事業の好調を反映した。同社の取締役会は5億ドルの自社株買いを承認している。

 ブリトーなどメキシコ料理のファストフード店を展開するチポトレ・メキシカン・グリル<CMG>が決算を受け下落。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、既存店売上高が予想を下回ったほか、売上高も予想を下回った。

 デル・テクノロジーズ<DELL>が上昇。特段の材料はないが、ライバルであるスーパー・マイクロ<SMCI>のニュースで買い強まっているようだ。

 ビザ<V>が上昇。前日引け後に7-9月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、経常収益とも予想を上回った。クロスボーダーの決済増加が寄与した。

 医薬品のアッヴィ<ABBV>が上昇。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の1株利益の見通しを上方修正している。売れ筋の抗炎症薬リンボックとスカイリッジの需要が予想を上回ったことが要因。

スナップ<SNAP> 12.62(+1.73 +15.89%)
キャタピラー<CAT> 379.24(-8.27 -2.13%)
イーライリリー<LLY> 846.83(-56.75 -6.28%)
ヒューマナ<HUM> 266.32(+8.55 +3.32%)
スーパー・マイクロ<SMCI> 33.07(-16.05 -32.68%)
レディット<RDDT> 116.05(+34.31 +41.97%)
チポトレ<CMG> 55.73(-4.76 -7.87%)
デル<DELL> 129.40(+7.77 +6.39%)
ビザ<V> 290.16(+8.28 +2.94%)
アッヴィ<ABBV> 201.50(+12.05 +6.36%)

アップル<AAPL> 230.10(-3.57 -1.53%)
マイクロソフト<MSFT> 432.53(+0.58 +0.13%)
アマゾン<AMZN> 192.73(+1.90 +1.00%)
アルファベットC<GOOG> 176.14(+5.00 +2.92%)
テスラ<TSLA> 257.55(-1.97 -0.76%)
メタ<META> 591.80(-1.48 -0.25%)
AMD<AMD> 148.60(-17.65 -10.62%)
エヌビディア<NVDA> 139.34(-1.92 -1.36%)
イーライリリー<LLY> 846.83(-56.75 -6.28%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

関連タグ

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

関連ETF

FXアプリ スマホランキング

GMOクリック証券 56

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 122
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 13
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
GMOクリック証券 のアプリ詳細

外為どっとコム 54

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 110
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 23
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
外為どっとコム のアプリ詳細

ヒロセ通商 50

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 116
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 13
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
ヒロセ通商 のアプリ詳細

▶︎ FXアプリをまとめて比較する

直近24時間の重要経済指標

Pick Up 雇用統計 FOMC

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます