米経済指標は大幅利下げを裏付けず
市場は明日からのFOMCに焦点が集中しているが、ここに来て大幅利下げへの期待が高まっており、本日の短期金融市場では通常利下げを上回る63%の確率で織り込み始めている。ただ、FRBは大幅利下げを行うべきではない理由がいくつかあるとの指摘もアナリストから出ている。
労働市場のデータも直近のインフレ指標も、大幅利下げの必要性を示唆するものはなく、特に労働市場の状況は、低迷というよりも減速を示唆しているという。一方、コアインフレは住宅やその他サービスにかかるコスト上昇により、多くの市場参加者の想定よりもやや根強いことを示唆しているという。
執筆者 : MINKABU PRESS
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