反落、3日続伸した反動で利益確定の売りが優勢に=NY原油概況
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=75.53(-1.89 -2.44%)
ニューヨーク原油の期近は反落。リビアの減産などで前日までに大きく上げた反動から利益確定の売りが優勢となった。米国や中国など、世界経済のけん引役の景気について楽観的になれないことも重し。来月の米利下げ開始見通しもあって米経済はソフトランディングに向かっていると期待されている反面、利下げ開始の遅れによる景気悪化が警戒されている。米大統領選を控えた不透明感も圧迫要因。
時間外取引で10月限は上値が重い。前日終値水準で上値が抑えられつつ、次第に売り優勢となった。通常取引が始まると75.40ドルまで下げ幅を拡大した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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