東京株式(寄り付き)=やや売り先行、目先高値警戒感で利食い誘発
15日の東京株式市場はやや売り先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比61円安の3万6381円と反落。
前日の欧州株市場が総じて高かったほか、米国株市場ではNYダウがフシ目の4万ドル大台を回復するなど強調展開を続けている。7月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比の上昇率が事前予想を下回り、9月のFOMCで利下げが行われることへの期待感が全体強気相場を後押しした。東京市場では、欧米株高は追い風として意識されるものの、日経平均は今週に入り急速に上げ足を強めていたこともあって、目先高値警戒感からの利食いも誘発されやすい。きょうは前日終値近辺での強弱観対立が見込まれる。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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