東京株式(前引け)=前日比549円高、米景気懸念の後退で買い先行
9日前引けの日経平均株価は前日比549円08銭高の3万5380円23銭。前場のプライム市場の売買高概算は12億8649万株、売買代金は約3兆3152億円。値上がり銘柄数は1331、値下がり銘柄数は287、変わらずは24銘柄だった。
日経平均株価は反発。前日の米株式市場はNYダウが683ドル高と上昇。雇用関連指標が底堅く、米景気後退懸念が薄らいだ。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げてスタート。為替が1ドル=147円台と円安に進んだことも好感され、日経平均株価は朝方に一時800円を超す上昇となる場面があった。自動車、半導体、銀行、商社など主力株に買いが入った。
個別銘柄では、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>、ソフトバンクグループ<9984>が高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三菱重工業<7011>、伊藤忠商事<8001>、トヨタ自動車<7203>が値を上げた。半面、レーザーテック<6920>やディスコ<6146>が安く、ダイキン工業<6367>やTDK<6762>が軟調。資生堂<4911>も売られた。
出所:MINKABU PRESS
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執筆者 : MINKABU PRESS
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