小反発、世界的なリスク回避が落ち着く=NY原油概況
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=73.20(+0.26 +0.36%)
ニューヨーク原油の期近は小反発。円高や日経平均株価の急落をきっかけとした世界的なリスク回避の動きが落ち着き、原油相場は買い戻しが優勢となった。主要な米株価指数は反発し、恐怖指数の上昇は一服した。イランや、親イランの武装組織によるイスラエルに対する報復攻撃が近いとみられていることも支援要因。イスラム組織ヒズボラの指導者ハッサン・ナスララ師は、イスラエル北部の企業や工場、倉庫を一時間以内に破壊可能と警告している。
時間外取引で9月限は74.56ドルまで上昇したものの、買い戻しに持続力は乏しく、通常取引開始を控えてマイナス転換した。一時72.20ドルまで下落。ただ、通常取引が始まると持ち直し、プラス圏で引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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