円高一服でもみ合い=東京為替概況
円高一服でもみ合い=東京為替概況
昨日の海外市場でドル円は151円94銭まで下げた後、154円30銭台まで大きく上昇する激しい展開。153円台後半で東京朝を迎えると、いったん153円40銭前後まで下げた後、仲値がらみのドル買いもあり154円14銭を付ける荒っぽい展開となった。その後再びすぐに153円50銭割れを付ける動きも、昼前に154円ちょうど近くまで戻すなど、一方向の動きにならなかった。昨日の大きな振幅を受けて、売り買いにやや慎重姿勢が見られた。今晩の米PCE価格指数を見極めたいという意識も広がった。
ユーロ円は朝の166円45銭から167円28銭まで上昇と、ドル円同様に朝に振幅。その後166円60銭前後まで下げて167円10銭台まで上昇と、ドル円同様に方向感なく売り買い交錯。
ポンド円も197円20銭台から198円10銭台を付けるなど、昨日の動きが大きかった分、やや目立たないがかなりの動きを見せている。
ユーロドルは1.0850を挟んでの推移。ポンドドルは1.2851-1.2866の15ポイントレンジ。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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