反発、米原油在庫は大幅に減少=NY原油概況
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=83.88(+1.07 +1.29%)
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油在庫が大幅に取り崩されたほか、石油製品の在庫も減少したことが買い手がかり。米国は需要期入りしており、需給が引き締まっている。大型ハリケーン「ベリル」が勢力を弱めつつも、米石油関連施設が集中する米メキシコ湾岸に向かう可能性があることや、イスラム教シーア派組織ヒズボラとイスラエルの全面戦争リスクも支援要因。イスラエルの攻撃により、ヒズボラの上級司令官が死亡したと伝わっている。
時間外取引で8月限はしっかりと推移したものの、前日終値付近で上値は伸びず。通常取引開始後は一時82.46ドルまで軟化。ただ、売りは続かず買いが優勢になると83.93ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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