小幅続伸、季節的な需給タイト化見通しが支えに=NY原油概況
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=77.90(+0.16 +0.21%)
ニューヨーク原油の期近は小幅続伸。世界最大の石油消費国である米国はドライブシーズン入りしており、ガソリン需要が拡大していく見通しであることが相場を支えた。米国内の製油所の原油需要はすでに強まっており、例年のように需給が引き締まっていくかどうか注目されている。ただ、米消費者物価指数(CPI)や、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を12日に控えて動意は限定的だった。
時間外取引から通常取引にかけて7月限は前日終値付近で売り買いが交錯。通常取引が始まると77.22ドルまで弱含んだ後、78.36ドルまで水準を切り上げたが、買いは続かず押し戻されて引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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