広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ダウ平均は下げ一服 PCEデフレータにポジティブな反応 デルが大幅安=米国株序盤

株式 

NY株式31日(NY時間09:53)(日本時間22:53)
ダウ平均   38150.20(+38.72 +0.10%)
ナスダック   16723.22(-13.86 -0.08%)
CME日経平均先物 38620(大証終比:+130 +0.34%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅高。取引開始前に発表になった4月のPCEデフレータを受けて米株式市場はポジティブな反応を示している。

 総合指数は前年比2.7%、コア指数は前年比2.8%と前回から変わらず、予想通りの内容ではあった。ただ、先日の米消費者物価指数(CPI)同様にインフレの再上昇は確認されず、今後の鈍化を期待させる内容ではあった。今週に入って米株式市場に大幅な調整をもたらしている米国債利回りも下げの反応を見せている。

 本日は5月末の取引ということもあって、今週の調整の動きもひとまず一段落しているのか、本日の米株式市場は買戻しの動きも見られている。

 月足ではダウ平均はいまのところ微妙だが、S&P500、ナスダックは4月の陰線から今月は陽線で終わりそうな気配が出ている。ただ、投資家たちは今週の不安定な動きに、最近の株高に陰りが見え始めたのではないか、そしてエヌビディア<NVDA>など一握りの大型IT株の上昇が全体の弱さを覆い隠しているのではないかと懸念している。S&P500は年初来で約10%上昇しているが、均等配分で見れば約3%の上昇に留まっている状況。

 デル・テクノロジーズ<DELL>が大幅安。前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、好調な内容ではあった。しかし、株価は冴えない反応。2022年以来の増収となったものの、AIに最適化されたサーバー事業に対する投資家の高い期待には不十分だったようだ。

 アパレルのギャップ<GPS>が大幅高。前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、既存店売上高が予想以上に伸びたほか、1株利益が予想の4倍近くになった。オールドネイビーやギャップ・グローバルが好調だったほか、バナナ・リパブリックやアスレタの既存店売上高が予想外の増収となった。ガイダンスも公表し、25年度通期の見通しを上方修正している。

 データベースのプラットフォームを手掛けるモンゴDB<MDB>が大幅安。前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価は下落。ガイダンスを嫌気している模様。第2四半期は1株利益、売上高とも予想を下回る見通しを示したほか、通期の見通しも下方修正した。

デル<DELL> 137.00(-32.92 -19.37%)
ギャップ<GPS> 27.04(+4.52 +20.07%)
モンゴDB<MDB> 230.03(-79.97 -25.80%)

アップル<AAPL> 191.87(+0.58 +0.30%)
マイクロソフト<MSFT> 412.31(-2.36 -0.57%)
アマゾン<AMZN> 176.80(-2.52 -1.41%)
アルファベットC<GOOG> 172.93(-0.63 -0.36%)
テスラ<TSLA> 178.46(-0.34 -0.19%)
メタ<META> 463.80(-3.25 -0.70%)
AMD<AMD> 167.24(+0.49 +0.29%)
エヌビディア<NVDA> 1116.00(+11.00 +1.00%)
イーライリリー<LLY> 821.74(+6.68 +0.82%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

関連タグ

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

関連ETF

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます