ワーナーブラザース・ディスカバリーが決算受け大幅安=米国株個別
(NY時間09:59)(日本時間23:59)
ワーナーブラザース・ディスカバリー<WBD> 8.36(-1.20 -12.55%)
メディア大手のワーナーブラザース・ディスカバリー<WBD>が大幅安。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株損益の赤字が予想以上に膨らんだほか、EBITDA、売上高も予想を下回った。広告収入も予想を下回っている。冴えない決算となったが、フリーキャッシュフロー(FCF)は予想を上回った。
アナリストは「リニアTVネットワークの長期的な低迷により広告収入が12%減少し、EBITDAも5%悪化した。FCFが予想を上回ったことは、同社が負債を急速に返済しながら、FCFを大幅に増加させることができるというわれわれの見解を裏付けるものだ」との見解を示した。
(10-12月・第4四半期)
・1株損益:-0.16ドル(予想:-0.06ドル)
・売上高:102.8億ドル(予想:104.6億ドル)
広告収入:20.9億ドル(予想:21.1億ドル)
・EBITDA(調整後):24.7億ドル(予想:28.0億ドル)
・FCF:33.1億ドル(予想:26.1億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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