ウェンディーズ、アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ 株価は小幅高=米国株個別
(NY時間10:28)(日本時間00:28)
ウェンディーズ<WEN> 18.11(+0.14 +0.78%)
アナリストがハンバーガーチェーンのウェンディーズ<WEN>の投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価も従来の22ドルから19ドルに引き下げた。「価格競争と資本集約が進む業界では、株価はレンジ相場が続くと見ている」としている。
ただ、2011年にイメージ活性化が開始され、いくつかの店舗が10年の改装サイクルに近づき、リフレッシュ時期を迎えていることは注目されるとしている。同社のフランチャイズが改装の100%を自己資金で賄うという。
また、資本支出と減価償却のミスマッチは、直近の23年度は1億3600万ドル程度であったのに対し、24年度は8500万ドル程度と良好。24年度の商品インフレはほぼ横ばいになると予想しているが、鶏肉の価格下落が牛肉とフライドポテトの上昇を相殺し、鶏肉がメニューに占める割合が高まるという経営陣のコメントにも着目しているという。
ただ、株価は小幅高での推移。
【企業概要】
日本をはじめとする世界26か国に店舗を展開しているハンバーガーを中心としたファーストフードチェーン。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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