このあと14時半から内田日銀副総裁の記者会見、午前の挨拶は「ハト派」な内容で円売り
このあと14時半から内田日銀副総裁の記者会見、午前の挨拶は「ハト派」な内容で円売り
内田日銀副総裁はこのあと14時半から金融経済懇談会で記者会見を開く。ただ、午前の挨拶とほぼ同じ内容になると思われ、円相場への影響は限定的に留まるだろう。
内田副総裁は午前の挨拶で、「マイナス金利解除後も緩和的な金融環境を維持していく」「どんどん利上げしていくようなことは考えにくい」とコメント。海外勢の一部は、金融正常化に向け積極的な発言をするのではないかと警戒していたことから、副総裁の「ハト派」発言を受け安堵感が広がった。ただ、植田日銀総裁が述べていたこととほぼ同じような内容であり、目新しい材料ではないため、円売りが加速する可能性は低い。
ドル円は148.40円付近で揉み合い。日経平均は後場一段高、700円超上昇している。日本10年債利回りは0.707%付近。
東京時間13:19現在
日経平均 36846.03(+726.11 +2.01%)

執筆者 : MINKABU PRESS
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