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ダウ平均は反発 利益確定売りもイベントの割にはなお底堅い印象=米国株概況

株式 

NY株式6日(NY時間16:22)(日本時間06:22)
ダウ平均   38521.36(+141.24 +0.37%)
S&P500    4954.23(+11.42 +0.23%)
ナスダック   15609.00(+11.32 +0.07%)
CME日経平均先物 35975(大証終比:-105 -0.29%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。終始マイナス圏で推移していたナスダックも終盤に下げを解消した。前日は強い米経済指標の発表もあり、市場の利下げ期待はさらに圧迫され、米株式市場は利益確定売りが優勢となった。本日もその動きを踏襲しているものの、先週からの一連のイベントの割には米株式市場はしっかりと推移している印象。

 特に決算を通過した主要IT・ハイテク株には下値での押し目買いが出ており、ナスダックは本日も下げを取り戻す展開が見られた。強気相場はまだ継続していると言えそうだ。

 ただ、市場が最近の上昇を維持できるかについて懐疑的な見方は少なくない。「勢いはあるが、S&P500企業の株価収益率(PER)はすでに20倍に達している。どうやって2桁の利益成長を達成するのか、私にはわからない。また、FRBが利下げ期待に応じられないことも心配だ」といった声も出ている。

 取引開始前にイーライリリー<LLY>の決算が発表になった。「マンジャロ」の販売が急増し予想も上回ったほか、12月に発売された期待の減量注射薬「ゼップバウンド」も予想を上回った。同社はゼップバウンドへの期待で、予想を上回る通期見通しを示している。ただ、株価は材料出尽くし感からの利益確定売りで下げに転じた。

 情報分析ソフトのパランティア・テクノロジーズ<PLTR>が大幅高。同社は人工知能(AI)関連銘柄としても注目されているが、前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、人工知能(AI)関連の需要が旺盛で、民間向け事業が爆発的に伸びた。

 デュポン<DD>が上昇。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、冴えない決算ではあったが、新たな自社株買いプログラムを承認したほか、四半期配当の増配を発表したことが好感されている。

 電子署名のドキュサイン<DOCU>が下落。取引開始前に事業再編および従業員数の約6%の人員削減を行う方針を明らかにした。対象の中心はセールス・マーケティング部門。

 午後になって百貨店のコールズ<KSS>に買いが強まった。カナダのハーパー元首相が会長を務めるアクティビスト(物言う株主)と知られるヘッジファンドのビジョン・ワンが同社に売却を働きかけていると伝わった。

 地銀のニューヨーク・コミュニティ・バンコープ(NYCB)<NVCB>に再び売りが強まった。先週の決算で商用不動産に絡んだ予想以上の貸倒引当金の積み増しで、予想外の赤字と減配を明らかにし、信用不安が強まっている。取引開始前に米通貨監督庁(OCC)からの圧力が同銀の四半期配当の減配とアナリスト予想の10倍を超える引当金の計上につながったとも報じられていた。

イーライリリー<LLY> 705.03(-1.17 -0.17%)
パランティア<PLTR> 21.87(+5.15 +30.80%)
デュポン<DD> 65.74(+4.53 +7.40%)
ドキュサイン<DOCU> 52.17(-1.04 -1.95%)
コールズ<KSS> 26.80(+1.25 +4.89%)
NYCB<NYCB> 4.20(-1.20 -22.22%)

アップル<AAPL> 189.30(+1.62 +0.86%)
マイクロソフト<MSFT> 405.49(-0.16 -0.04%)
アマゾン<AMZN> 169.15(-1.16 -0.68%)
アルファベットC<GOOG> 145.41(+0.48 +0.33%)
テスラ<TSLA> 185.10(+4.04 +2.23%)
メタ<META> 454.72(-4.69 -1.02%)
AMD<AMD> 167.88(-6.35 -3.64%)
エヌビディア<NVDA> 682.23(-11.09 -1.60%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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