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パランティアが決算を受け大幅高 民間からのAI関連需要が旺盛=米国株個別

株式 

(NY時間09:49)(日本時間23:49)
パランティア<PLTR> 20.94(+4.22 +25.22%)

 情報分析ソフトのパランティア・テクノロジーズ<PLTR>が大幅高。同社は人工知能(AI)関連銘柄としても注目されているが、前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。人工知能(AI)関連の需要が旺盛だった。ガイダンスも公表し、予想を上回る営業利益の見通しを示している。

 カープCEOは「23年通期の純利益は初の黒字を確保した」と説明。「民間向け事業はどう対処していいか分からないほど爆発的に伸びている。需要の到来にどう対応すればいいのか分からないほどだ」と嬉しさを語っていた。

 アナリストからは「同社の民間向け事業とその収益性は変曲点を迎えている。ただし、政府部門の通期見通しの保守性の度合いとフリーキャッシュフロー(FCF)の耐久性および質に関する懸念は残る」との分析も聞かれた。

(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.08ドル(予想:0.07ドル)
・売上高:6.08億ドル(予想:6.03億ドル)
・営業利益(調整後):2.09億ドル(予想:1.87億ドル)
・EBITDA(調整後):2.17億ドル(予想:1.95億ドル)
・FCF(調整後):3.05億ドル

(1-3月・第1四半期見通し)
・売上高:6.12~6.16億ドル(予想:6.17億ドル)
・営業利益(調整後):1.96~2.00億ドル(予想:1.71億ドル)

(通期見通し)
・売上高:26.5~26.7億ドル(予想:26.6億ドル)
・営業利益(調整後):8.34~8.50億ドル以上(予想:7.60億ドル)
・FCF(調整後):8~10億ドル

【企業概要】
 米国の防衛・諜報機関のアナリスト向けに、信号インテリジェンスソースから機密情報提供者のレポートに至るまでのデータパターンを識別するソフトウェアを提供する。また、同社のプラットフォームは、商業企業の大規模プロジェクト関連において、データの中央オペレーティングシステムにも対応する。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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