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インテルが決算受け時間外で約7%下落 データセンタ部門の苦闘を示唆=米国株個別

株式 

(NY時間16:40)(日本時間06:40)時間外
インテル<INTC> 45.69(-3.40 -6.93%)

 インテル<INTC>が時間外で約7%下落。引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。主力のクライアント・コンピューティング部門が好調だった。しかし、データセンター&AI部門が予想を若干下回ったほか、通期の1株利益および売上高の見通しが予想を大きく下回ったことが嫌気されている。

 同社はデータセンター部門でかつて支配的だった地位を守るために苦闘し続けていることを示唆し、ベルトをさらに締める方法を模索している。声明では「われわれは、生産高の拡大、将来の成長への投資、24年の更なるコスト効率化に引き続き注力している」と述べた。同社がかつての実力を取り戻すにはまだ長い道のりがあることを示した。

 同社はデータセンター用チップの市場で失速しているほか、プログラマブル・チップや自動運転車用コンポーネント部門の需要減退、そして発展途上国の外注生産とも格闘している。同社の通期の粗利益率の見通しは44.5%だが、かつては通常60%を遥かに超える収益性を報告していた。

 ただ、PC事業は回復しつつある。同社は声明で「PC市場は在庫過剰から脱却しつつあり、最大顧客は部品発注に戻りつつある」と述べていた。ゲルシンガーCEOも「AIソフトウェアやサービスに対応できる新型マシンの需要に支えられ、PCの総出荷台数は年間約3億台に増加するだろう」と述べた。

(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.54ドル(予想:0.44ドル)
・売上高(調整後):154.1億ドル(予想:151.7億ドル)
  クライアント・コンピューティング:88.4億ドル(予想:84.2億ドル)
  データセンター&AI:40.0億ドル(予想:40.8億ドル)
  ネットワーク&エッジ:14.7億ドル(予想:15.5億ドル)
  モービルアイ:6.37億ドル(予想:6.27億ドル)
  インテルファウンドリー:2.91億ドル(予想:3.42億ドル)
・粗利益率(調整後):48.8%(予想:46.5%)
・営業利益率(調整後):16.7%(予想:13.9%)

(1-3月・第1四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.13ドル(予想:0.34ドル)
・売上高(調整後):122~132億ドル(予想:142.5億ドル)
・粗利益率(調整後):44.5%(予想:45.5%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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