広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ダウ平均は底堅い動き続く 利下げ期待が根強いが、その分リスクとの指摘も=米国株概況

株式 

NY株式28日(NY時間16:21)(日本時間06:21)
ダウ平均   37710.10(+53.58 +0.14%)
S&P500    4783.35(+1.77 +0.04%)
ナスダック   15095.14(-4.04 -0.03%)
CME日経平均先物 33475(大証終比:-5 -0.01%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅高で推移し、底堅い動きが続いた。今年も残すところあと2セッションとなったが、ダウ平均は13%以上、S&P500は24%以上の上昇で終わりそうな気配だ。後者は2022年1月につけた終値ベースの最高値まであと0.5%に迫っている。一方、IT・ハイテク株の比率の高いナスダックは2003年以来最高の44%上昇を記録。AIブームによるIT・ハイテク株の反発によってもたらされた。

 主要3指数とも9週連続の上昇となる勢いだが、利下げが来年早々にも実施されるとの期待を市場は膨らませているようだ。米国のソフトランディングに対する楽観論もそれに加わっている。

 一部のアナリストからは、FRBの利下げ期待について市場は楽観的過ぎるとの警告が出ている。2024年に向けて株式市場のアキレス腱を1つ挙げるとすれば、FRBが年間を通じて一貫して利下げを行うという予想そのものだという。

 しかし、必ずしも株式にとって弱気な議論ばかりではない。米経済成長が企業利益を7-10%増加させるほど力強いものであればなおさらだという。その場合、FRBは利下げを緩やかに進めるか、金利を高水準に保ったままにして置く可能性があるが、企業業績が投資家の信頼感を高め、バリュエーションを緩やかに拡大させる可能性があるという。

 仮想通貨関連株の一角が下落。朝方はビットコインが本日も堅調に推移し、関連銘柄も時間外で上昇していたが、突如戻り売りが強まり下げに転じている格好。その動きに連れられてビットコインも下げに転じている。市場からは、ビットコイン以上に関連株がアウトパフォームしているといった指摘も出ていた。

 ブロードバンド衛星技術を手掛けるエコスター<SATS>が上昇。S&P小型株600指数の算出銘柄に採用された。1月2日の取引開始前から加わる。一方、衛星放送のディッシュ・ネットワーク<DISH>が除外される。両社は合併で合意しており、 今月に米連邦通信委員会(FCC)が承認した。

 インテル<INTC>が5日ぶりに小反落。特段の悪材料は出ていないが、さすがにこのところの上昇から上げ一服感も出ているようだ。ただ、アナリストから目標株価の引き上げが伝わっており、従来の42ドルから60ドルに引き上げた。

 医療機器のサイトソーベンツ<CTSO>が大幅安。同社の「DrugSorb-ATRデバイス」の臨床試験が主要有効性評価項目を達成できなかったと発表した。

 がん遺伝子検査サービスのネオゲノミクス<NEO>が大幅安。診断技術のナテラ<NTRA>が同社を特許侵害で訴えていた裁判で、ノースカロライナ州の中部地区連邦地裁が、ネオジェノミクス・ラボのRaDaR検査に仮差し止め命令を下した。

 総合エンターテインメントのペン・エンターテインメント<PENN>が上昇。大株主のHGボラ・キャピタルが取締役選任について同社と協議していると伝わった。

 独立系エネルギー探査のヘス<HES>が下落。ベネズエラが隣国ガイアナとの国境紛争に兵士を派遣すると発表したことを嫌気された模様。同社は第3四半期にガイアナから34%の売上を得ている。

エコスター<SATS> 16.08(+1.00 +6.63%)
インテル<INTC> 50.39(-0.37 -0.73%)
サイトソーベンツ<CTSO> 1.09(-0.55 -33.44%)
ネオゲノミクス<NEO> 16.79(-3.71 -18.10%)
ナテラ<NTRA> 62.04(+0.82 +1.34%)
ペン・エンターテインメント<PENN> 26.60(+1.59 +6.36%)
ヘス<HES> 144.74(-3.84 -2.58%)

コインベース<COIN> 186.36(+1.12 +0.60%)
マラソン・デジタル<MARA> 28.11(-2.96 -9.53%)
ライオット<RIOT> 17.60(-1.02 -5.48%)
マイクロストラテジー<MSTR> 667.88(-2.83 -0.42%)

アップル<AAPL> 193.58(+0.43 +0.22%)
マイクロソフト<MSFT> 375.28(+1.21 +0.32%)
アマゾン<AMZN> 153.38(+0.04 +0.03%)
アルファベットC<GOOG> 141.28(-0.16 -0.11%)
テスラ<TSLA> 253.18(-8.26 -3.16%)
メタ・プラットフォームズ<META> 358.32(+0.49 +0.14%)
AMD<AMD> 148.76(+2.69 +1.84%)
エヌビディア<NVDA> 495.22(+1.05 +0.21%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

関連ETF

FXアプリ スマホランキング

GMOクリック証券 56

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 122
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 13
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
GMOクリック証券 のアプリ詳細

外為どっとコム 54

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 110
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 23
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
外為どっとコム のアプリ詳細

ヒロセ通商 50

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 116
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 13
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
ヒロセ通商 のアプリ詳細

▶︎ FXアプリをまとめて比較する

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます