反発、紅海で多国籍部隊が発足も商船攻撃が続く=NY原油概況
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=75.57(+2.01 +2.73%)
ニューヨーク原油は反発。イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)が紅海でイスラエルが関与する商船に対する攻撃を継続していることから供給の混乱が警戒された。米国主導で紅海の安全を守る多国籍部隊が発足しているが、妨害行為は続いている。中東地域からの石油供給に下振れは今のところないものの、イスラエルがガザ侵攻をやめる気配はなく、アンサール・アッラーを支援するイランとの対立拡大が意識されている。
時間外取引で2月限は73.13ドルまで弱含んだが売りは続かず、通常取引開始を控えて買いが優勢となった。通常取引が始まると76.18ドルまで上げた。ただ、引けにかけては上昇幅をやや削った。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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