アナリスト、マイクロソフトの3年後の目標株価を600ドルに=米国株個別
(NY時間12:58)(日本時間02:58)
マイクロソフト<MSFT> 373.40(-0.98 -0.26%)
アナリストがマイクロソフト<MSFT>の投資判断を「買い」でカバレッジを開始し、3年後の目標株価を600ドルとした。前日終値よりも60%高い水準。生成AI市場における同社の初期の取り組みは印象的だったが、プロジェクトが本番に入るにつれて、期待値をさらに上振れさせる態勢が整っているという。
同社はAI、アジュール、コパイロットがけん引し、売上高とフリーキャッシュフロー(FCF)を10%台半ばで成長させる可能性があるという。アジュールのAI事業は顧客体験だけで10億ドル超の規模になったと見ており、同事業が有意義な収益源になると期待されるという。また、11月1日に一般公開されたマイクロソフト365コパイロットはユーザー数とユーザーあたり年平均売上高(ARPU)の両方の成長を促進するとしている。
2026年末での目標株価600ドルは、売上高が3160億ドル(年平均成長率14%)、FCFが930億ドル(年平均成長率17%)の予想に基づいているとしている。2026年の予想FCFの48倍の企業評価を意味し、同社は規模と成長の両方に可能性を持つユニークな資産と考えているという。
本日の株価は小幅安で推移している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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