ラガルドECB総裁が検査で陽性に
ラガルドECB総裁がパリでのスピーチの冒頭で、土曜日にコロナウイルスの陽性反応が出たため、きょうの講演は欠席すると説明した。ラガルド総裁はビデオメッセージで学生たちに、「みんなの健康を守るために欠席することにした」と話した。今回の発言は来週のECB理事会に向けて最後の発言となる。スピーチの中で総裁は、経済成長とグローバリゼーションを促進するいわゆる超国家的組織は、ますます厳しい環境に直面していると述べた。
「超国家的ガバナンスは、さまざまなグループが自分たちの利益のためにそれを曲げようとする。そのためあらゆる側面から脅威にさらされている。グローバルな秩序の分断、多くの国際的な場での膠着状態、ポピュリスト政党の出現、自分たちの利益により適した新しい協定を結ぼうとする国家グループなどである」と述べた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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