続落、ガザ郊外で交戦激化も供給懸念は限定的=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=81.02(-1.29 -1.57%)
ニューヨーク原油は続落。イスラエルと武装組織ハマスの衝突をきっかけとした中東情勢の混乱は局所的な対立にとどまっており、供給の下振れが発生していないことが相場を圧迫した。パレスチナ自治区ガザ郊外でイスラエル軍とハマスの交戦が激化するなか、ガザ地区の死者数は8500人を超えたと発表されているものの、パレスチナを支援する近隣各国に目立った動きは見られない。
時間外取引で12月限はしっかりと推移し、通常取引序盤には83.37ドルまで強含む場面はあったが、その後は売りに押された。一時80.74ドルまで下落し、中心限月として8月以来の安値を更新。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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