決算前にアップルへの下値警戒感が強まる=米国株個別
(NY時間13:12)
アップル<AAPL> 170.31(+0.02 +0.01%)
きょうのアップル<AAPL>は横ばいで推移しており、現在は170.30ドル付近での推移が見られている。先週は一時165ドル台まで下落していたが、ここ数日は買い戻しも見られている。それでも先週に割り込んだ200日線は回復できずにいる状況。
同社は今週2日の引け後に7-9月期(第4四半期)の決算発表を控えているが、アナリストは、決算を控えて下値警戒感が広がっていると指摘している。
個別株オプション市場ではここ数週間、ますます弱気に傾いており、コール(買う権利)に対するプット(売る権利)の需要の強さの歪みを示す「スキュー」が上昇している。
残存期間30日のスキューが過去1年と比較して80パーセンタイルの位置にあり、これはポジションがかなりプット(売り権利)のほうに歪んでいることを意味し、下落リスクを強く意識しているという。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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