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アジア株 総じて堅調、ハンセン指数大幅高

株式 

東京時間17:22現在
香港ハンセン指数   18212.17(+366.25 +2.05%)
中国上海総合指数  3082.24(+3.84 +0.12%)
台湾加権指数     16770.87(+193.97 +1.17%)
韓国総合株価指数  2537.68(+32.18 +1.28%)
豪ASX200指数    7182.11(+33.69 +0.47%)
インドSENSEX30種  65369.64(-63.66 -0.10%)

 24日のアジア株は総じて堅調となった。昨日発表された米購買担当者景気指数(PMI)が予想を下回る弱い結果となったことで、米金融引き締め長期化見通しが後退したことや、時間外で発表された米半導体大手エヌビディアの好決算を受けた大幅高などがアジア株式市場の堅調地合いにつながった。

 上海総合指数は小幅な反発。日本政府のALPS処理水海洋放出を受けて、中国が日本の水産資源の禁輸措置を取ったことで、中国国内水産業株の上昇を誘い、山東好富家海洋発展、大湖水殖がともに約10%の大幅高となった。その他銘柄では、時価総額の大きい酒造会社の貴州茅臺酒の上昇が全体の寄与度トップ。精密機器受託生産のフォックスコンなどもしっかり。石油大手ペトロチャイナ、鉄道のチャイナレイルウェイなどが軟調。

 香港ハンセン指数は2%を超える大幅な続伸。これまでの調整もあって不動産開発大手カントリーガーデン、グループの不動産管理カントリーガーデンサービシーズが大幅高。バイオ医療のウーシーバイオロジクス、食品デリバリー・電子商取引の美団などの買いも目立った。機械メーカーのテクトロニック・インダストリーが軟調。その他の銘柄はマイナス圏でも小幅なものにとどまっている。

 豪ASX200指数は続伸。エヌビディアの上昇などを好感し、情報技術がしっかり。ソフトウェアのワイズテック、ゼロなどが大きく買われた。決算発表での見通しが弱かったラムゼーヘルスケアが軟調。エネルギー関連の弱さも目立ち石油会社ホワイトヘイブンコール、天然ガスインフラのAPAなどが売られた。

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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