ゴープロが決算受け大幅安 第3四半期のガイダンスを嫌気=米国株個別
ウェアラブルカメラのゴープロ<GPRO>が大幅安。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株損益のア赤字は予想範囲内だったものの、売上高は予想を上回った。
ただ、株価は冴えない反応。第3四半期のガイダンスを嫌気している。売上高見通しが予想を下回ったほか、1株損益は黒字を見込んでいるものの、予想を大きく下回っている。
同社のウッドマン創業者兼CEOは「第2四半期は小売販売とサブスクリプションを即座に増加させた。これはパンデミック前の価格設定に戻し、小売販売をより重視するなど、Go-to-Market戦略を転換した結果だ」と述べている。
アナリストは「ファンダメンタルズに一貫性がない」と指摘。市場が目先の変化が長期的な配当をもたらすという確信を深めるまで、これはバリュエーションの逆風になると述べている。
(4-6月・第2四半期)
・1株損益(調整後):-0.07ドル(予想:-0.07ドル)
・売上高:2.41億ドル(予想:2.21億ドル)
・粗利益率(調整後):31.6%(予想:33.3%)
・EBITDA(調整後):-1030万ドル(予想:-777万ドル)
(7-9月・第3四半期見通し)
・1株損益(調整後):0~0.04ドル(予想:0.16ドル)
・売上高:2.70~2.90億ドル(予想:3.16億ドル)
・粗利益率(調整後):34%±0.5%
(NY時間14:35)
ゴープロ<GPRO> 3.81(-0.32 -7.65%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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