続落、7月のFOMCで追加利上げ予想で軟調=NY金概況
NY金先物8 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1958.60(-11.10 -0.56%)
金8月限は続落。時間外取引では、ドル安から買い優勢となり、1980ドルを試す上昇となった。日中取引では、5月の米消費者物価指数(CPI)が鈍化傾向を示したことから序盤に上げ幅を拡大した。13、14日に開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げは見送りが確実との見方が支配的だが、7月のFOMCで追加利上げがあるとの見方で米10年債の利回りが上昇し、ドルの先高感が強く、前半の取引で金売りの動きが強まった。中盤から後半の取引で下げ幅を拡大する動きとなり、軟調に推移した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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