ドル指数は振幅も足元低下、6月FOMCの金利据え置き予想優勢で=ロンドン為替
ドル指数は振幅も足元低下、6月FOMCの金利据え置き予想優勢で=ロンドン為替
ドル指数は上下動している。東京午前につけた104.13付近から前日終値(104.326)を上回ると、ロンドン序盤には104.50まで高値を伸ばした。しかし、上昇が一巡すると低下の流れに転じている。足元では104.121に本日安値を広げている。
株式市場が全般に反発しており、ドル円が堅調に推移。東京午後からロンドン序盤までは米債利回り上昇などでユーロドルやポンドドルでもドル買いが優勢だった。しかし、欧州株の堅調な動きとともにクロス円が買われてドル売りに流れが変化。ユーロドルやポンドドルが本日の高値を伸ばしている。
昨日の一連の米金融当局者発言で、6月FOMCでの利上げ休止が示唆された。短期金融市場では据え置き観測が利上げ観測を逆転している。一方で、きょうのECB総裁発言ではインフレ抑制のための利上げ姿勢に変化がみられなかったことが好対照となっている。
ドルインデックス=104.12(-0.21 -0.20%)

執筆者 : MINKABU PRESS
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