マイクロソフト、開発者会議を経てアナリストから強気なコメントも 株価は軟調=米国株個別
マイクロソフト<MSFT>は前日に開発者会議を開催し、同社の検索エンジンBing(ビング)を、同社が出資しているオープンAIのチャットGPTへの導入を発表。オープンAIとの連携をさらに深めることでグーグルに対抗する。これを受けてアナリストから強気なコメントも出ている。
「チャットGPTの統合強化に加え、企業がコパイロットやAI対応アプリで独自に構築できるAzure(アジュール)のAI製品に最も期待している」との指摘が聞かれた。
別のアナリストからは、「Windowsプラットフォーム、マイクロソフト、そして、サードパーティーのアプリで、マイクロソフト365コパイロットをユビキタスにすることで、同社はAIと検索プラットフォームの非常に大きな表面積をまとめることができる。AI技術におけるリーダーとして非常に有利な立場にある」との指摘も出ていた。「これが同社の成長をどれだけ促進するかを判断するのは時期尚早だが、意味のあるものになると考えている」とも語った。
ただ、本日はIT・ハイテク株に戻り売りが強まる中、同社株は軟調に推移している。
(NY時間15:05)
マイクロソフト<MSFT> 314.02(-1.24 -0.39%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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