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【これからの見通し】ドル高や円安の流れに調整含みの動きも、米債務上限交渉はまだ前進せず

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【これからの見通し】ドル高や円安の流れに調整含みの動きも、米債務上限交渉はまだ前進せず

 市場は6月1日とされる米債務上限のXデーを意識して気を揉んでいる状況。政治的な駆け引きが繰り広げられるなかで、米政府と共和党から発せられるコメントに一喜一憂している。

 ただ、市場センチメントはそれほど悲観的でもないようだ。特に、日経平均の好パフォーマンスが目立っている。海外投資家からの注目度が高まっているもよう。それとともに、ドル円相場も堅調だ。140円の節目を視野に入れる動きとなっている。広島G7で岸田政権への評価や世論調査の支持率が上昇するなどの演出も加わっているようだ。

 一方で、米国では先週末に広がった6月FOMCでの利上げ休止観測がやや弱まっている。ブラード総裁などタカ派メンバーからの追加利上げ示唆などに短期金融市場が敏感に反応していた。きょうは日経平均の快進撃がストップしている。半導体関連の規制報道の影響が指摘されている。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、独仏ユーロ圏、英国、米国などのPMI速報値(5月)、カナダ鉱工業製品価格(4月)、米新築住宅販売件数(4月)、米リッチモンド連銀製造業指数(5月)など。景気回復にカゲリがみられる内容となれば、市場の調整の動きが喚起される可能性も指摘される。

 発言イベント関連では、デギンドスECB副総裁、ミュラー・エストニア中銀総裁、ビルロワドガロー仏中銀総裁がAFME/OMFIF主催第3回欧州金融統合会議で講演などを行う。ベイリー英中銀総裁、マン英中銀委員、テンレイロ英中銀委員、ピル英中銀チーフエコノミストなどが英財務委員会で金融政策について証言を行う。リッチモンド連銀主催テクノロジーに関する会議には、ローガン・ダラス連銀総裁、ハスケル英中銀委員が参加する。ナーゲル独連銀総裁が討論会に参加する。米2年債入札(420億ドル)が実施される。


minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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