ドラフトキングスが決算受け大幅高 通期の売上高見通しを上方修正=米国株個別
オンライン・スポーツカジノのドラフトキングス<DKNG>が大幅高。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、EBITDAの赤字も予想ほど膨らまなかった。ガイダンスも公表し、通期の売上高見通しを上方修正したほか、EBITDAは赤字見通しを継続しているものの、従来からは上方修正されている。
アナリストは黒字化に向けた進捗状況や新規参入プレイヤーの増加について肯定的に評価している。「第1四半期の予想を上回る結果や、通期のガイダンス引き上げにポジティブな反応を期待している。黒字化への道筋が証明されつつあり、引き続き起爆剤となる可能性がある」と述べた。
(1-3月・第1四半期)
・1株損益:-0.87(予想:-0.86ドル)
・売上高:7.70億ドル(予想:7.05億ドル)
・EBITDA(調整後):-2.22億ドル(予想:-2.61億ドル)
・月間ユニークペイヤー数:280万人(予想:259万人)
・月間ユニーク・ペイヤー1人当たりの平均売上高:92ドル(予想:90ドル)
(通期見通し)
・売上高:31.4~32.4億ドル(従来:28.5~30.5億ドル)(予想:30.2億ドル)
・EBITDA(調整後):-2.90~-3.40億ドル(従来:-3.50~-4.50億ドル)(予想:-3.92億ドル)
(NY時間14:59)
ドラフトキングス<DKNG> 24.85(+3.54 +16.61%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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