ファースト・リパブリックが決算受け時間外で9%安 預金が想定以上に減少=米国株個別
米地銀のファースト・リパブリック<FRC>が引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、預金が想定以上に減少していたことが明らかとなった。同銀は全業員の20-25%の人員削減を計画していることも明らかにした。また、4月に入って21日までの預金が1.7%減少したことも付け加えた。
声明では「資本基盤を強化しつつ、その進捗を早めるための戦略的な選択肢を追求している」と述べている。
時間外で株価は9%安。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.55ドル(予想:0.55ドル)
・経常収益:12.0億ドル(予想:11.2億ドル)
・期末時点の預金残高:1044.7億ドル(予想:1366.7億ドル)
・期末時点の融資残高:1733.1億ドル(予想:1683.1億ドル)
・純受取利息(NII):9.23億ドル(予想:8.90億ドル)
・貸倒引当金:1600万ドル(予想:2220万ドル)
(NY時間16:33)時間外
ファースト・リパブリック<FRC> 14.47(-1.53 -9.56%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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