フィリップ・モリスが上昇 アナリストが「買い」に引き上げ=米国株個別
フィリップ・モリス・インターナショナル<PM>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価も従来の109ドルから116ドルに引き上げた。前日終値よりも22%高い水準。
同アナリストは、新製品の「アイコス・イルマ」はサプライチェーンの深刻な問題を抱えつつも、初期の発売で市場シェアを拡大。サプライチェーン問題は下期には緩和が予想され、2024年に向けて成長が加速すると予想しているという。さらに米国におけるスモークフリー事業の見通しも引き続きポジティブに評価している。
同社はニコチンに代わるより健康的な医薬品へのシフトを先導するグローバルリーダーであり、最近の株価下落は、魅力的なエントリーポイントを形成していると指摘。
同社の1株利益は2桁の年平均成長率が期待されるほか、フリーキャッシュフロー(FCF)も支援。2024年予想ベースのFCF利回り(予想1株FCF÷株価)は7.4%になっているという。
(NY時間09:43)
フィリップ・モリス<PM> 98.05(+3.33 +3.52%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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