S&P、ファースト・リパブリックをジャンク級に格下げ=米国株個別
S&Pグローバル・レーティングはファースト・リパブリック・バンク<FRC>の格付けをジャンク(投資不適格)級に引き下げた。米当局が銀行セクター支援を表明したものの、同銀の顧客が預金を引き出すとの懸念が続いている。
S&Pは同銀の信用格付けを「BB+」とし、従来の「A-」から引き下げた。見通しについては「ウオッチ・ネガティブ」を維持している。
最近になり借り入れ能力を高めたものの、さらなる預金流出のリスクがあると指摘し、今後格付けが一段と引き下げられる可能性がある。
クレディスイスの件もあり、きょうの同社株は再び大幅安となっている。
(NY時間12:11)
ファースト・リパブリック<FRC> 32.47(-7.16 -18.07%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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