AMDが下落 アナリストがインテルの半破壊的な行動が圧迫と指摘=米国株個別
AMD<AMD>が下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価を従来の95ドルから80ドルに引き下げた。PCの環境悪化とライバルのインテル<INTC>による半破壊的な行動を理由に挙げている。
インテルは価格と容量を戦略的武器として使用し、これに対応して同社の新しいクライアント・パーツは発売後2カ月もたたないうちに、大幅な割引価格で入手できるようになっていると指摘。コスト上昇と相まって、粗利益に対するリスクが増大する可能性があると考えているという。
「現在のマルチプルは非常にアグレッシブではないが、投資家が底を感じるまではマルチプルの拡大はありそうにない」とも付け加えた。
(NY時間10:25)
AMD<AMD> 74.22(-2.31 -3.02%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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