全米企業エコノミスト協会(NABE)成長見通し上方修正、雇用増はペース鈍化
全米企業エコノミスト協会(NABE)成長見通し上方修正、雇用増はペース鈍化
全米企業エコノミスト協会(NABE)の調査によると、2025年と2026年の米国経済成長率見通しがそれぞれ1.8%増に引き上げられた。これは企業投資の改善が背景にある。一方、雇用者数の増加は鈍化が続き、今年は月平均6万人と予想されている。
これを受けて米金融当局は2025年末までに追加で0.25ポイントの利下げ、2026年には合計0.75ポイントの利下げを見込む。インフレ率は来年も目標の2%を超えるが、PCE物価指数は2.5%まで低下すると予測されている。政策変更が多いトランプ政権下での経済予測は困難である。

執筆者 : MINKABU PRESS
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