ワーナー・ミュージックが下落 アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ=米国株個別
ワーナー・ミュージック<WMG>が下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価も従来の38ドルから35ドルに引き下げた。第1四半期の予想を変更し、レコード音楽部門の売上高が前回予想よりも低いことを反映させたとしている。
広告付きストリーミング配信の減速が続いていること、四半期ごとのリリーススケジュールの少なさにより、第1四半期の音楽制作部門の売上高は弱含みで見ているという。
同社が独自の知財の調達、開発、収益化を継続する能力には自信を持っているが、四半期の傾向や複数年のストリーミングの売上高の伸びについて、以前の予想よりも変動が大きいと見ている。そのほか、潜在的な流通パートナーの値上げによる影響がより大きいなど、過小評価されている材料がある点も留意されるとした。
(NY時間13:54)
ワーナー・ミュージック<WMG> 32.68(-1.78 -5.15%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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