反発、米コロニアル・パイプラインの一部が停止=NY原油概況
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=73.67(+0.83 +1.14%)
ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.82~0.83ドル高。その他の限月は0.06ドル安~0.81ドル高。
米国の大動脈であるコロニアル・パイプラインから石油製品の流出が確認されたため一部が稼働を停止し、臨時の修復作業が行われることが相場を押し上げた。ただ、主要国経済の景気悪化見通しや、中国経済の正常化が不透明であることが引き続き上値を抑えた。
時間外取引で2月限はしっかり。一時74.92ドルまで戻したが、通常取引開始にかけて失速すると72.46ドルまで軟化し、前日安値を下回った。ただ、売りは続かずプラス圏へ切り返して引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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