続落、来週のFOMC控えて売り続き年初来安値を更新=NY原油概況
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=74.25(-2.68 -3.48%)
ニューヨーク原油は続落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が2.68~2.62ドル安。その他の限月は2.57~0.99ドル安。
最終的な米政策金利水準として市場参加者が想定している5.25%付近を超えて、金融引き締めが続くリスクが意識されている。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げペースが減速すれば、年明けには5.25%付近に達するが、堅調な米経済指標が目に付き、利上げがいったん打ち止めとなるのか不透明であることが相場の重し。昨日に続き、米株式市場と連動して下げた。
時間外取引で1月限は軟調。通常取引開始後は73.41ドルまで一段安となった。中心限月として年初来安値を塗り替えている。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。