反発、中国経済の混乱を警戒も追加減産の噂が下支えに=NY原油概況
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=77.24(+0.96 +1.26%)
ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.90~0.96ドル高。その他の限月は0.50~0.82ドル高。
コロナに対する厳格な感染対策が続く中国で市民の反発が強まり、各地で抗議活動が活発化したことから中国経済の混乱による需要下振れ懸念が広がったものの、売りは続かなかった。石油輸出国機構(OPEC)プラスの追加減産の噂が背景。OPECプラスは来月4日に閣僚会合を実施する。
時間外取引で1月限は一時73.60ドルまで下落し、中心限月として年初来安値を更新した。ただ、通常取引開始後は買い戻しが優勢となりプラス圏に浮上すると、77.84ドルまで上げた。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。