アジア株 まちまち、香港株は続落
東京時間18:08現在
香港ハンセン指数 17660.90(+137.09 +0.78%)
中国上海総合指数 3089.31(-7.60 -0.25%)
台湾加権指数 14784.00(+175.46 +1.20%)
韓国総合株価指数 2441.33(+23.32 +0.96%)
豪ASX200指数 7241.75(+9.99 +0.14%)
インドSENSEX30種 61962.19(+451.61 +0.73%)
24日のアジア株は、まちまち。中国国内での新型コロナ新規感染者が過去最多を記録したことを警戒した動きと、中国政府による景気サポートのための不動産支援を好感した動きが交錯した。中国上海株は一時プラス圏で推移したが、結局はマイナス圏で取引を終えた。香港株はプラス圏も、上値の重い展開。その他のアジア株は米国の利上げ幅縮小見通しなどを受けた世界的な株高の動きが支えとなり、しっかりとした動きが目立った。
上海総合指数は小幅安。不動産関連の買いが目立つ展開となったほか、湖南方盛製薬などがしっかり。海運のコスコシッピングが軟調。時価総額が構成銘柄で最も大きい酒造会社の貴州茅臺酒の軟調地合いも下げ寄与度が大きかった。
香港ハンセン指数は堅調。ただ、高値から売りが出る場面も見られた。中国政府の不動産支援を好感し、不動産開発のカントリー・ガーデン・ホールディングスは20%を超える上昇。不動産管理のカントリー・ガーデン・サービシズや不動産開発龍湖集団(ロンフォー・グループ)は10%を超える上昇となった。携帯大手シャオミ、WEBサービスのJDドットコムなどが軟調。
豪ASX200指数は小幅な続伸。素材、電子機器などがしっかり。金鉱山のセントバーバラ、鉱山採掘のエボリューションマイニング、AIプロセッサのブレインチップなどが強い。石炭関連の売りがかなり目立ち、石炭大手のホワイトヘイブンコールやニューホープコーポレーションなどが大きく売られている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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