ギャップが決算受け時間外で7%上昇=米国株個別
アパレルのギャップ<GPS>が引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、既存店売上高が予想外の増収になったほか、1株利益も予想を大きく上回った。今年初めに投資家の信頼を損ねた余剰在庫の処理で前進していることが示されている。
マーティン暫定CEOは声明で「収益性とキャッシュ・フローを最適化するための実行を重視し、オペレーションをより厳格にし、品揃えのバランスをとっている」と述べた。
在庫は、第2四半期の37%増に対し、第3四半期は12%増に縮小。第3四半期にかけて余剰在庫の整理に成功したことが示されている。
株価は時間外で7%上昇。
(8-10月・第3四半期)
・既存店売上高:+1.0%(予想:-3.4%)
オールドネイビー:-1.0%(予想:-5.1%)
ギャップ・グローバル:+4.0%(予想:-5.0%)
バナナリパブリック:+10%(予想:+12.2%)
・1株利益(調整後):0.71ドル(予想:0.02ドル)
・売上高:40.4億ドル(予想:38.0億ドル)
・粗利益率(調整後):37.4%(予想:37.5%)
・営業利益率:4.6%(予想:1.4%)
(NY時間16:42)時間外
ギャップ<GPS> 13.60(+0.89 +7.00%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。