ドル円は調整の動き、中国景気への警戒感からの円買いも=東京為替概況
ドル円は調整の動き、中国景気への警戒感からの円買いも=東京為替概況
昨日の市場でドル高が進んだ後を受けた10日の東京市場。一転してドル売りが優勢な展開となった。ドル円は146円台半ば割れまで落として東京朝のスタート。その後もドル売り円買いの動きが広がり、146円05銭まで。
中国での感染者拡大報道が、同国のゼロコロナ政策緩和期待が後退。リスク警戒の中国株香港株売りが優勢となった。ドル円は146円10銭前後がしっかりとなっていたが、ごごに入って146円00銭台を付けるなどドル安がさらに進んだ。
この後の米消費者物価指数待ちとなる中で、昨日のポジションに対する調整の動きなどが広がった。
ユーロドルは午前中頭の重い展開となったが、午後に入ってユーロ買いドル売りが優勢となった。こちらも新規材料というよりも、米消費者物価指数待ちの中での推移。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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