高インフレの中、パートタイムで働くフルタイム労働者が増加
米国は高インフレとホリデーシーズンを控え、フルタイムの仕事を持つ人の多くがパートタイムの仕事を得たり、ライドシェア運転などのギグワークや、クローゼットの中のデザイナー服やスニーカーの転売などの副業で収入を補おうとしているという。
先週末に発表になった10月の米雇用統計によると、フルタイムの仕事に加えてパートタイムでも仕事をしている米労働者の数が前年比6%増の450万人となった。
賃金上昇がインフレを上回っていないため、フルタイムの労働者の中には、社会人になって初めて追加のパートタイムの仕事に就くことを検討する人も出てきている。これには副業をするホワイトカラー労働者の増加が含まれ、これまでにない現象だという。以前は、ホワイトカラーで副業を探しているのは100人に1人だったが、今では30人に1人になっているという。
執筆者 : MINKABU PRESS
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