テラドック・ヘルスが決算受け上昇 EBITDAが予想上回る=米国株個別
医療助言サービスを手掛けるテラドック・ヘルス<TDOC>が上昇。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想を若干上回り、1株損益は赤字だったものの予想ほどではなかった、EBITDAは予想を上回っている。ガイダンスも公表し、通期の予想レンジの幅を従来から狭めた。
アナリストは「堅調な第3四半期業績と、ガイダンスを達成可能な範囲に調整したことで、第4四半期の株価上昇に道を開いた」と強調。「2月に発表される2023年のガイダンスが次のカタリストだが、最後の弱気相場になる可能性がある」とも指摘した。
ただ、「同社はベター・ヘルプ・ブランドを通じて消費者やマクロ環境の圧力にさらされている。そのため、特に今後1年間は依然としてリスクが残っている」とも警告している。
(7-9月・第3四半期)
・1株損益:-0.45ドル(予想:-0.55ドル)
・売上高:6.11億ドル(予想:6.10億ドル)
・粗利益率(調整後):69.6%(予想:68.3%)
・EBITDA(調整後):5120万ドル(予想:3990万ドル)
・訪問者数:457万人(予想:480万人)
・アクセス手数料:6560万ドル(予想:6820万ドル)
(10-12月・第4四半期見通し)
・1株利益:-0.10~-0.40ドル
・売上高:6.25~6.40億ドル(予想:6.36億ドル)
・EBITDA(調整後):8800~9800万ドル(予想:9180万ドル)
・訪問者数:470~490万人(予想:510万人)
(通期見通し)
・1株利益:-61.10~-61.40ドル(従来:-61.00~-62.00ドル)
・売上高:24.0~24.1億ドル(従来:24.0~25.0億ドル)(予想:24.0億ドル)
・EBITDA(調整後):2.40~2.50億ドル(従来:2.40~2.65億ドル)(予想:2.32億ドル)
・訪問者数:1840~1860万人(予想:1880~1930万人)(予想:1820万人)
(NY時間13:40)
テラドック・ヘルス<TDOC> 28.59(+1.85 +6.92%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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