ドル円はじり高、実需筋などからの買いが入る=東京為替概況
ドル円はじり高、実需筋などからの買いが入る=東京為替概況
15日のドル円は比較的しっかりとした動きを見せた。昨日の東京午後に日銀によるレートチェック実施が報じられ値を落としたドル円。海外市場で142円50銭台まで値を落とし143円台を回復して東京朝を迎えた。
朝方は若干頭の重い展開で142円80銭前後まで値を落とす場面が見られたが、その後は一転してドル買いの動き。前日の米株の堅調な動きを受けて、日経平均が堅調な動きを見せ、リスク選好の動きが広がったことや、レートチェック報道で高値から2円半近く値を落としたことで、買い遅れていた実需筋が買いに回ったことなどが背景に。海外市場で安値を付けた後のNY午後の戻り高値を超えて上昇が続いた。
午後に入っても上昇基調は継続。143円70銭前後まで上値を伸ばしている。
ユーロドルでもドル高が優勢。朝の0.9980前後から0.9960前後までと、値幅自体は小さいもののしっかりした動きが続いた。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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