OPEC議長が減産支持 イラン核合意再建視野=米国株
OPECのイトア議長(コンゴ石油相)が今後の需給動向などを踏まえ、一部の加盟国から上がった減産の考えを支持した。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。イラン核合意の再建に向けた協議の進展で制裁が緩和され、イラン産原油の供給拡大の可能性を視野に入れた発言とみられる。
サウジのアブドルアジズ・エネルギー相が減産の可能性に触れ、産油国の間で同意する声が広がっていた。イラクやクウェート、アルジェリアなどが賛意を示したという。
OPECプラスの次回の閣僚級会合は9月5日に開催する予定。
ただ、きょうの原油相場は売りが優勢となっており、WTIは一時93ドル台に下落している。それに伴ってエネルギー株も軟調。
(NY時間10:57)
エクソンモービル<XOM> 98.32(-0.27 -0.27%)
シェブロン<CVX> 163.07(-0.13 -0.08%)
オキシデンタル<OXY> 74.35(-0.56 -0.75%)
NY原油先物10 月限(WTI)(NY時間10:57)
1バレル=94.26(-0.63 -0.66%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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