マディソン・スクエア・ガーデンが上昇 スピンオフを検討=米国株個別
ライブイベントなどエンターテイメントを手掛けるマディソン・スクエア・ガーデン・エンターテイメント<MSGE>が上昇。同社は前日引け後に、有名なスポーツアリーナと劇場をケーブルネットワークと伴にスピンオフすることを検討していることを明らかにした。
経営陣に対して、ライブ・エンターテインメント事業の3分の2を株主に分配するような取引を検討する権限を与えたという。この事業にはマディソン・スクエア・ガーデン、ラジオシティ・ミュージックホール、ビーコン劇場、シカゴ劇場などのほか、MSGとMSG+のケーブルネットワークも含まれる。
同社は長い間、ニューヨークのドーラン家によって支配されてきた。ただ、一族は別にバスケットボールのニックスとアイスホッケーのレンジャーズを所有するマディソン・スクエア・ガーデン・スポーツコープを運営している。
同社のドーランCEOは声明で、「今回のスピンオフにより、株主にとって価値の異なる2つの会社が生まれる可能性がある」と述べた。ただ、スピンオフが進む保証はない。
(NY時間14:37)
マディソン・スクエア・ガーデン<MSGE> 65.10(+2.40 +3.83%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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