原油下落でエネルギー株も連れ安 イランが合意近いと示唆=米国株個別
エクソンモービル<XOM>やシェブロン<CVX>といったエネルギー株が商いを伴って下落。原油相場の売りが再び強まっており、WTIは一時86ドル台に下落する中、エネルギー株にも戻り売りが強まっている。
この日発表の中国の経済指標が弱い内容となり、中国人民銀行が緊急利下げを実施する中、同国経済への不透明感が広がっている。そのほか、イランが2015年に結んだ核合意の再建草案について、公式の立場を15日夜までにEUに伝えると表明したことも材料視されている。米国との合意に近づいている可能性を示唆したもので、まとまればイランの石油輸出解禁に繋がる可能性がある。
イランのアブドラヒアン外相は「米国が現実的なアプローチと柔軟性を示すなら、向こう数日以内に合意に達することが可能だ」と述べた。
(NY時間09:50)
エクソンモービル<XOM> 90.28(-3.73 -3.96%)
シェブロン<CVX> 154.76(-5.09 -3.18%)
シュルンベルジェ<SLB> 35.29(-1.85 -4.98%)
オキシデンタル<OXY> 63.02(-2.71 -4.12%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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