アップスタートが決算受け下落 通期見通しを撤回=米国株個別
フィンテックのアップスタート<UPST>が下落。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。第3四半期のガイダンスでは予想を大きく下回る売上高見通を示している。なお、通期見通しを撤回。
これを受けてアナリストは、「投資家はマクロ主導の不安定な時期が長く続くことを覚悟すべきだ。資金調達環境が制約されていることを考えると、同社株は視界が改善するまで上値が限られる」と指摘し、目標株価と業績予想を引き下げた。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.01ドル(予想:0.09ドル)
・売上高:2.28億ドル(予想:2.49億ドル)
・EBITDA(調整後):551万ドル
(7-9月・第3四半期見通し)
・売上高:1.70億ドル(予想:2.58億ドル)
・EBITDA(調整後):0ドル
・純利益:約900万ドル赤字
(NY時間10:14)
アップスタート<UPST> 30.28(-2.00 -6.18%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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