円買い強まる展開に=東京為替概況
円買い強まる展開に=東京為替概況
FOMC後のドル売り円買いの流れが継続する形でドル円は朝から値を落とした。136円を割り込むとストップ注文を巻き込む形で売りが強まり、135円11銭まで値を落としている。円買いの動きが優勢でユーロ円が139円台から138円を割り込む動きに。今晩の米GDPでのテクニカルリセッション入り懸念が円買いにつながっている面も。
この後の米GDP速報値は前期比年率+0.5%が見込まれている。今週初めの+0.3%からじりじりと予想値が上方修正されるなど、プラス圏期待が強いが、アトランタ連銀のGDPNowが昨日付で-1.2%見通しを出しており、マイナス成長見通しが根強い。
ユーロドルは1.0220前後での推移。FOMC後のドル売りで1.0220台を付けた後、いったんは1.01台へ値を落としていたが、東京市場でのドル円の下げに押されて1.02台までユーロ買いドル売りに。もっとも明日のユーロ圏CPI概算値速報などを前に上値追いにはやや慎重。
執筆者 : MINKABU PRESS
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